技術経営ブログ

宮本武蔵の名言

2018年11月13日

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 上記画像は、宮本武蔵が巌流島で佐々木小次郎と決闘をしている場面の銅像であるが、実はこの宮本武蔵、決闘ばかりやっていたのではなく、「五輪書」(ごりんのしょ)という兵法書に剣術の奥義をまとめている。この五輪書は、「地・水・火・風・空」の五巻に分かれており、その中の「水の巻」には、剣術における姿勢、構え、太刀の動かし方等、戦いに勝つための技術的事項がまとめられている。この中の一説に「水のように変幻自在を本意とし・・・」とある。水は固定形状ではなく自在な形状することができるが、この水のように動きは固定せず臨機応変に動けることが大事であることを述べており、剣術においても、基本のかまえや技を相手によって柔軟に変えるように準備しておくことが大事であることを教示している。
 
 武蔵は、実際にどのような剣技の使い手だったかについては、正確なことはわかっていない。つまり固定された剣技で戦うのではなく、相手に応じて剣技を変幻自在に対応しており、その結果、巌流島で佐々木小次郎に勝つまでに、50回以上の試合をして一度も負けなかったといわれている。

 我々が普段提供しているクライアントへのコンサルティングも同じことが言える。クライアントの置かれている状況や強み、更にはその背景要因、競合他社の状況等、様々なファクターに基づいて、提供するコンサルティングのメソッドを最適なものに柔軟に変える、まさしく水のように変幻自在にコンサルティングメニューを変えていくことが重要なのである。決まった型にはめようとするコンサルティングは、クライアントの意に沿わない方向へ誘導することにもなりかねない。

 そして、水のような変幻自在なコンサルティングを行うためには、その変幻自在に改変できる分だけのコンサルティングメソッドを準備しておかなければならない。コンサルティングメソッドも単なる数をそろえるのではなく、質的な面も伴っていなければならないことはもちろんである。
 
 特にイノベーションマネジメント、知財マネジメントは、不確実性の高い技術や知財をマネジメント対象としている。このため、これらのマネジメントをサポートするコンサルティングを行うためには、その不確実性に対応できるようにするためにも、コンサルティングメソッドの引き出しをより多く準備しなければならない。

 宮本武蔵の名言から、現代における仕事のスタンスを改めて教えてもらった。
 

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