技術経営ブログ

イシューツリーの有効活用

2019年5月20日

技術ブログ

 5月14日付けのブログにおいて「イシューに着目したイノベーションマネジメント」について紹介させていただいた。「イシュー」とは、「何に答えを出すべきなのか」を意味する(安宅和人「イシューからはじめよ」英治出版)。イシュー度が高い、とは自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さを意味する。このイシュー度を上げるべく世の中にある問題の本質とは何かを突き詰めて考えてから解を出す方が効率的であり、逆に一生懸命解を出そうとしてもその解が問題の本質とは外れたものであれば意味がなくなり、徒労に終わってしまう話をさせていただいた。

 本日は、このイシューを構造化する話をさせていただきたい。実際にイシューを通じて何に答えを出すべきなのか、を紡ぎだすことができたとしても、実際そこから即座に問題解決の青写真を描くことはできない場合が多い。やはり、イシューから問題解決を行うためには、イシューを更にサブイシューに分類し、構造化する。このような構造化を行う上では、イシューツリーを有効に活用する。問題の本質として紡ぎだしたイシューがどのようなサブイシューのセグメントに分かれているかを見える化し、そのサブイシューを更に細分化することによりピラミッド型の構造を描いていく。つまり、問題の本質としてのイシューを様々な視点で分類した要素に分類していく。

 問題を深く掘り下げる上では、so what?、why?を何度も繰り返し自問自答し、時にはMECEも組み合わせて、以下の図に示すようなイシューツリーを作っていく。サブイシュー(第一階層)を抽出した後、更にその中で重要な視点について細かいサブイシュー(第二階層)に更に分類していく。

 

 インパクトの大きいサブイシューは更に細分化し、最優先で検討する場合が多い。完全なイシューツリーを最初から作り上げることは通常は不可能であり、一度作った後、検証し、組みなおす、いわばトライ&エラーを繰り返しながら問題探索を行っていくことが重要である。

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