2018年11月28日
技術ブログ
12月2日11時50分~大阪工業大学梅田キャンパスにて開催される知財学会において発表を行います。詳細はこちらをご覧ください。
当社が総力を挙げて調査、分析を行った人工知能関連技術の最新の特許出願動向について発表します。
通常の特許分析は、例えば自動運転の分野において特許調査を行う場合に、いきなりそのビジネスの詳細を分析することなく、FIやFタームといった特許分類をベースに検索式を立てる。そして、その検索式の母集団の件数をそのまま分析結果として表示しているものもある。しかし、これでは、その特許分析の結果が、ビジネスにどのようにリンクするのか、考察ができない。
当社が行った特許分析は、先ずビジネス分析を徹底して行う。ビジネス分析では、新たに誕生する20のAIの新産業、116の新規ビジネスに着目し、想定顧客や提供価値、背景要因、更には必要機能に至るまで分析を行う。そして、このビジネス分析の結果にリンクさせた特許の調査範囲を設定している。
ビジネスの提供価値や必要機能の軸に特許分析の軸を合致させているため、特許分析結果がビジネスと乖離することが無くなる。つまり特許分析結果をビジネスと重ね合わせてその整合性を理解することができる。
当日は全116の新規ビジネスを全てご紹介したいところですが、時間の関係上、そのエッセンスのみを取り上げて説明し、メインは、20のAIの新産業のマクロ分析結果を中心に説明します。
AIビジネスを進めていかれる皆様方にとって、今回の発表を通じて有用な情報を提供できることができれば幸いです。
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