技術経営ブログ

工場のAI、IoT化

2019年1月21日

技術ブログ

 ドイツの官民連携プロジェクトとして「インダストリー4.0戦略」というものがある。製造業のIoT化を通じて、産業機械・設備や生産プロセス自体をネットワーク化し、注文から出荷までを自動的に管理するものである(出所:総務省 情報通信白書 平成29年度版)。日本でも「Society5.0」戦略が既に提唱されており、超スマート社会の世界に先駆けた実現を目指しており、「インダストリー4.0戦略」の概念もこれに含まれる。

 つまり、工場のAI、IoT化が今度進展していくということだ。工場から様々なデータをIoTセンサから集め、生産効率を上昇させるための自動機やマシン、ロボットの動作条件を決めたり、各ラインの生産計画を自動的に設定したりする。また、あるロボットのある部品の寿命もAIにより予測できれば、事前に交換を促すことで生産効率を落とすことも無くなる。これらの仕事は今まで作業員による経験、スキルに依拠していたが、これらを全てIoT、AIが担うことで、作業労力の軽減を図ることができる。またAIによる学習精度を向上させることができれば、生産効率は人間が行うよりも更に向上させることができるだろう。
 
 新しい工場のイノベーションモデルは、AI、IoTを駆使することで実現できる。この工場のAI、IoT化はまさしく破壊的なイノベーションであることは他ならないが、逆にこの破壊的イノベーションが進みすぎると、工場の作業員の雇用が減ってしまうという事実とも向き合っていかなければならなくなることも考えてしまう。

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