技術経営ブログ

TRIZによる発明創造支援

2019年2月5日

技術ブログ

TRIZ(トゥリーズ)という発明創造支援ツールがある。このTRIZは、革新的問題解決を行う場合の方法そのものを構造化・定石化することで、より信頼性の高いアイデアの創出や開発スピードの短縮化をもたらす合理的方法論である。TRIZは、創始者G.アルトシュラーにより研究が重ねられた「クラシカルTRIZ(=ベーシックTRIZ)」に始まり、その後継者たちが研究を引き継いで現在の「コンテンポラリーTRIZ」に至っている。

TRIZの基本コンセプトや解決原理等はクラシカルTRIZの時代に確立されている。このTRIZの基本コンセプトは、以下の図のように、特定の問題から特定の解決策を導く上で、先ず問題を抽象化しTRIZの一般式に再定義する。このTRIZの一般式に再定義できれば、過去の膨大な数の特許に基づいた過去の解決事例に基づいたTRIZの一般的解決策が出てくる。このTRIZの一般的解決策を再度特定の問題へ変換することで、その特定の問題に応じた特定の解決策が出てくる。これらの作業をシステマティックに行うことで、アイデア創造をアシストするのがこのTRIZの思想だ。

当社でも新規特定技術の開発支援というコンサルティングメニューがあり、TRIZによる知財創造アシストも含めてサービスを展開している。また関連会社のミノル国際特許事務所においても、知財創造支援をサービスの一つとして提供している。

当社において受任しているクライアント様に対しては、この新規特定技術の開発支援においてTRIZの技法は使ったことは今のところないが、ミノル国際特許事務所においてはTRIZによる知財創造支援のアシストを行った経験がある。先日、知財創造支援サービスを行ったメーカーの社長が来所され、今度の新製品に、なんと我々が行った知財創造支援を通じて出てきたアイデアを盛り込んだとのことだ。お客様の新製品を一緒に作り上げていく楽しさも味わうことができ、楽しさと嬉しさで心が一杯になった。

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