技術経営ブログ

科学的経営

2019年2月28日

技術ブログ

 近年における経営上の意思決定は、以前と比べて難しくなっている。グローバル化、IT化に加え、技術進化のスピードの加速化、AI-IoTを始めとした提供価値の変化、そして何と言っても情報の多様化も加わり、経営上の意思決定を行う上での判断材料が多岐にわたるものとなっている。意思決定を勘や経験に頼る従来の方法では、これからの経営を乗り切っていくのは難しいだろう。
 
 このため、経営上の意思決定を行うためには、1)自社内、自社外からの情報の取得、2)取得した情報の分析とシミュレーションを通じた将来予測、3)更にその将来予測から現状求められる意思決定に立ち返り、その利害得失の定量的検証、を行う必要がある。つまり経営の科学化である。

 以前のデータではあるが、企業が保有する情報の中で戦略的意思決定を行う上で利用している情報の割合は10%にも満たないという驚異的な報告があったのを覚えている。つまり、企業は以前から、このような科学的経営を目指す観点から積極的に情報を活用するべく、1)自社内、自社外からの情報の取得は積極的に行っているものの、2)、3)の分析や定量的検証までは到達できていないのではないかもしれない。勿論、一部の企業ではそのレベルまで到達できているところもあるかもしれないが、大半はまた到達できていないのが現状である。

 しかし、これからは、このような経営の科学化に舵を切った企業とそうでない企業との間で、差が生まれてくることは確かである。「経営の科学化」思い立ったら今行動を起こすしかない、これは自分自身に対する戒めの言葉だ。

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