技術経営ブログ

介護支援AI

2019年3月13日

技術ブログ

 介護業界の深刻な人手不足が最近話題になっている。介護が必要な要介護者の人口は年々増加する一方で、これに対応可能な介護職員の数が追いついてこない。過酷な労働環境の中で離職者も後を絶たない中、2018年の介護職員の求人倍率は、4.16倍であった。2025年には、介護職員が30万人以上不足すると予測されている。

 このような状況の中、AIを利用した介護支援は、もはや待ったなしの状況である。「介護支援」におけるAI適用は、要介護者の生活行動を支援するためのロボット、システムをAIで制御するものになると考えられる。「介護支援」のAIは、要介護者毎に必要な介護の詳細を分析し、個別の要介護者に見合う最適な動作をロボット等を通じて支援する。時には要介護者の運動機能回復につながるような様々なアシストも行うことで、自律支援も促していく。

 介護支援AIに関する特許出願を当社が独自に調査を行っているが、興味深い結果が出ている。米国企業が先駆的に介護支援AIの研究を行い、特許出願も積極的に行っているが、日本企業も近年において特許出願の割合が増加している。しかし、これだけ待ったなしの状態でありながら、出願件数は他のAIのマーケットと比較するとそれほど伸びていないのは気のせいか、とつい思ってしまう。

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