イノベーションIPコンサルティング｜innovation IP consulting

Consultingコンサルティングサービス

事業経営コンサルティング

強い事業戦略を創り出すために

完全競争を抜け出すには「差別化」。それが「競争優位性」につながる: 経済学が想定する完全競争（売買される財が全く同質で商品差別化は存在しない市場）になれば利益は出なくなる。利益を出すためにはどうすればよいのか。それは完全競争の前提を壊せばよいのである。完全競争の前提を崩すということは、他社とのビジネス上の差異を創り出すことに他ならない。

ビジネス上の差異は、「顧客」「強み」から創り出す: 「ビジネス上の差異」を創り出すには、自社の「強み」を活かすことが必要になる。これに加えて、その自社の「強み」による差別化を、有益な価値として認めてもらえる「顧客」を選択する必要がある。

マーケティングにより自社の強みを活かせる顧客にポジショニング: 「どのセグメントの顧客にどのような価値を提供するのかを絞り込む。ポジショニング（MP：Marketing Position）を行っていく。MPは、顧客ニーズを到達点としたマーケティング戦略のみならず、KSF・KBF、さらには自社の「強み」（コア・コンピタンス）も含めた総合的な分析と考察が求められる。

提供価値の独自性を創り出す: MPを通じてポジショニングした自社の領域で、競合他社を引き離していくためには、イノベーション経営階層において、経営資源の戦略的強み（RC：Resource Capability）を駆使して差別化し、提供価値の独自性を創り出す。独自性の創出は「イノベーション経営コンサルティングと連動して実行。

MPとRCを基に、持続的競争優位性につながるビジネスモデルを構築: 「顧客」に対応するMPと、「強み」に対応するRCの2つのファクターに着目してビジネスモデルを構築し、持続的な競争優位につなげ、企業価値が増大するように仕掛ける。

貴社に持続的な競争優位をもたらし、企業価値を増大させるためには、事業経営に先ず注力すべきです。当社の特徴ともいえるイノベーション経営戦略や知財戦略は、全てこの事業経営と強力にリンクします。
当社では、あらゆる戦略の根幹を成す事業経営をサポートするためのコンサルティングコンテンツを準備しております。

コンサルティングの全体像

01経営分析

市場の機会と脅威、自社の強みを定量分析
新たな戦略仮説構築に必要な材料を提供

経営課題とコンサル内容

02マーケティング

市場の成長性や貴社の技術的な強み等に基づき、市場プル型マーケティングと、技術先行型マーケティングを統合的に実践します

経営課題とコンサル内容

03ビジネスモデル設計

ビジネスモデル全体を構造化・可視化
筋の良いストーリ作りに必要なコンテンツを準備

経営課題とコンサル内容

04競争力強化につなげる戦略スキームの構築

内外環境分析、コアコンピタンスやKSFを正確に把握

経営課題とコンサル内容

事業経営コンサルティングにおける各コンサルティングのカバー領域

イノベーションIPコンサルティングは、企業様のお悩みに対して、
事業経営の実績豊富な経営コンサルタントが最適な改善策をご提供します。

改善01

経営分析

経営課題: a. 経営改善をしたいがどこから手を付けてよいか分からない; b. 売上、利益が上がっていない理由を多角的な観点から問題抽出したい; c. 新規ビジネスの事業戦略の立案全般をサポートして欲しい; d. 自社の強みや弱みを正確に把握できていない; e. 今後の市場予測を踏まえ、新たな戦略仮説構築に必要な材料を提供してほしい

経営コンサルティング内容: 1事業経営を優位に展開する分析地図を提供有効な事業戦略を策定するために、データを有効活用した外部環境分析と内部環境分析を行い、市場の機会と脅威、自社の強みを定量的に理解します。分析の詳細は「内部環境分析」、「外部環境分析」をご覧ください。; 2分析結果から戦略仮説構築に必要な材料を抽出分析結果を通じて、戦略仮説構築に必要な材料をスクリーニング・分析し、構築した戦略仮説の検証を行います。

改善02

マーケティング

経営課題: a. 自社内にマーケティング部門がないので外部にアウトソーシングしたい; b. マーケティング戦略作りを全て委託したい。或いは自社で練り上げたマーケティング戦略についてコメントが欲しい; c. 競合他社と比較した会社の強みの明確化やその強みを上手くマーケティングに活かしきれていない; d. Webを有効活用したマーケティングを始めたい; e. 技術力を強みとする自社に特化した、技術マーケティングを実現したい

経営コンサルティング内容: 1マーケティング分析市場分析（マーケット特性、消費者の購買要因の特定）、競合分析（差別化要素分析、4P比較、STP分析等）、内部分析（商品別/チャネル別売上分析、バリューチェーン分析、ビジネス構造分析、ブランド分析等）を行います。; 2マーケティング戦略の構築マーケティング分析の結果に加え、「イノベーション経営コンサルティング」にて提供する技術マップ、技術資源マトリクス、オープンイノベーション協業モデル、IPランドスケープ等のツールも活用しながら、ベストなマーケティング戦略を提案します。; 3Webマーケティング戦略の構築と実行支援 Webマーケティング分析、Webマーケティング戦略の構築に加え、Webマーケティングの実行支援までをサポートいたします。; 4技術マーケティングも支援通常のマーケティングよりも一歩技術に踏み込んだ、いわゆる技術マーケティング戦略に基づくコンサルティングサービスを提供します。

改善03

ビジネスモデル設計

経営課題: a. 自社のビジネスモデルを第三者の専門家に診てもらって現在の状況を診断して、現在の問題点を教えて欲しい; b. 新規事業を実施したいが、市場のマーケット特性に応じたビジネスモデルを提案して欲しい; c. 社員間でビジネスモデルに関する認識を共通化したい

経営コンサルティング内容: 1ビジネスモデルのアウトライン設計貴社の競争力を増強可能なビジネスモデル・エコシステムの構築支援が可能です。内部環境分析や外部環境分析を通じてKSF(Key Success Factor)や貴社のコア･コンピタンスを参照し、技術マーケティングコンサルティングの結果を踏まえてビジネスモデル・エコシステムのアウトラインを設計します。; 2筋の良いビジネスストーリーへ設計したビジネスモデルのアウトラインが筋の良いストーリーに仕上がっているか否かを確認するためには、これを構成する個々の要素の因果論理を読み取り、考察していく必要があります。この個々の要素の因果論理を読み取るためには、ビジネスモデル・エコシステム全体を構造化し、可視化します。; 3可視化によりビジネスモデル自体の認識を社員間で共通化ビジネスモデル・エコシステムを構成する個々の「打ち手」や「事象」等を要素ユニットで描き、その要素ユニット間の因果関係を矢印により関連付けて可視化することで、社員間で認識の共通化が容易に図れるようにします。

改善04

競争力強化につなげる戦略スキームの構築

経営課題: a. 第三者の専門家を入れて、事業経営の道筋を立てたい; b. 経営戦略をきちんと社内に落とし込みをしたい; c. 会社に事業計画がない; d. 事業計画はあるが、数値の根拠のない事業計画となっている; e. 将来の経営の見通しをきちんと数字に落とし込みたい（PL/BS/CF）; f. 事業計画をモニタリングできる仕組みを作りたい; g. 第三者に事業計画を作成して貰い、社外向けに説明をしたい（例金融機関、投資ファンド）

経営コンサルティング内容: 1分析結果を踏まえて事業戦略を提案「01経営分析」の結果を通じて、戦略を成功に導く鍵になるKSF（Key Success Factor）と自社のコア・コンピタンスを明確化に定義し、SWOT分析を通じて戦略を提案いたします。; 2事業シナリオプランニングとシミュレーション以下のプロセスで進めます。
①意思決定の根拠にする指標の選定
②選定した指標を算出するためのシミュレーションモデルの組み立て
③組み立てたシミュレーションモデル内の各支配因子に、必要な変数を代入
④シミュレーションを実行することによりシナリオを実際に作成することで戦略仮説を得る。; 3事業戦略をロードマップへの落とし込み経営戦略を短期・中長期的にロードマップへの落とし込みを実施し、ロードマップ実現のために具体的なアクションプランを作成し、行動計画を作成します。; 4社内向け/社外向けの事業計画の策定損益・資金計画・投資計画・BS・CF計画の策定、作成した事業計画に対してPDCAサイクルの構築を行い、更には金融機関、関係会社、取引先、ファンド等、社外に対しての説明同行支援も可能です。